首枕の開発事業

栃木県足利市で100余年続く当社が第二創業後、寝具関係商品の開発のため足利工業大学(現:足利大学)睡眠科学センターを訪れて行った事業の結果、この首枕が誕生しました。


「首枕が生む快眠姿勢」    

  足利大学睡眠科学センター 准教授  准教授 荒川一成

この首枕は、頸椎高の個人差に対応し、首を支え、尚かつ睡眠を阻害しない枕を完成させたいという小池社長の熱い信念から産学共同研究開発として着手しました。

安楽とする枕の高さには多少なりとも個人差があることから、折り方や丸め方の組み合わせによって頸部を乗せる高さを自由に変えることができるのが最大の特徴です。これにより睡眠姿勢の理想の姿である「立位の姿勢」で眠ることを可能にしました。その結果、首の第2,3頸椎への圧迫を軽減しました。また、天然素材にこだわり、充填素材は羊毛に特殊加工を施した「粒状ウール」を使用しました。熱交換率の高いウール、繊維と繊維の間に空気を多く含むので熱伝導率が低いために、夏は蒸れにくく、冬は暖かく、一年を通して快適に使用できます。

この首枕を使いこなせれば、睡眠姿勢が立位に近づき最適な頸椎角度で寝られると思います。



「首枕を推奨します」

 

柏リセット整体院 院長 永井 美香子

頸椎は自然にS字にカーブしている時に首の筋肉の緊張が一番少なくなります。また、筋肉の中の毛細血管を圧迫しないために血液の循環が良くなります。                    

この首枕で首の生理的なS字をサポートすると、寝ている間の首の筋肉の緊張が防げます。首コリ、頭痛肩こりや首の神経の圧迫からくる肩こりなどの不快症状を緩和します。             

これらの事から、首の神経細胞は血液からの栄養取り入れて筋肉線維の働きを改善します。                                                                                                                

長時間臥床されている要介護の方々の、首の緊張から顎関節が硬くなり嚥下の問題や構音の問題が防げるために老人ホームでもお勧めしています。